
阪神淡路大震災のときに家具で身動きが取れなくなり逃げ遅れた方が大勢いたという悲惨な経験を糧にして壁に造りつけの造作家具がいまや主流となりました。クローゼットも納戸もキッチンの収納棚も造作家具が注文住宅の常識です。
高気密・高断熱・耐震性、3つの定石でない生命・健康・安心とはなにかについて触れていきます。
建築基準法により現在注文住宅には24時間換気扇の設置が「義務」になっています。
義務というのは絶対に設置してくださいね、設置しないのであれば住宅建築を認めませんよという避けられない強制力が働くということです。
現在の住宅は新建材と呼ばれる揮発性化学物質、簡単にいうとシンナーで出来ていることをご存じでしょうか
新築の住宅に入ると鼻にツンとくる匂いがありますがあれがまさにそうです。
24時間途切れることなく体に有害なシンナーが床といわず壁といわず天井といわずあらゆるところから放出され続けているわけです。
そんな危険な住宅をなぜ政府は承認しているのか、答えは簡単です。
それら化学物質でつくられた新建材を使用しなければ家が建たないからです。
当然24時間シンナーの充満する家の中に長時間居れば頭痛、めまい、嘔吐感、手足のしびれ、息苦しさ等々様々な症状が体に表れてきます。
またシンナーは重量のある化学物質のため床に近く低い場所へ滞留します。
床に近い場所の空気を吸うのは背の低い子供、犬猫などのペットです。有害な揮発性化学物質は体の未熟なそれら子供やペットを直撃するのです。
そういった健康被害を軽減するため政府は法で24時間換気扇の設置を義務づけたのです。
外観、内装、外構、立地、お金のことといった目につくところにのみ焦点が絞られるのが現状です。
もちろん耐震性は地震大国日本において欠くべからざる要素ではあります。
では火事になったとき真っ黒の煙を上げて燃えるシンナー充満の住宅が本当に良いのか
今一度私たちは検討するときでもあります。